団地くらし

団地に住んでいます。

内覧後の応募

そしていよいよ応募用紙に記入します。今回、1Kの募集は意外に少ない3部屋の募集でした。応募期間がその時は土日を挟んだ5日くらいあり、その間に内覧して応募するのですが、私が行ったのが土曜日でした。前日の金曜日の募集結果が貼り出されていたのですが、やはり1Kは応募件数が少ないようす。これなら当選しちゃうんじゃない??と思いながら、希望のお部屋を記入。ところが…

 

応募用紙にはいろんな項目があり、現住所、通勤場所や年収などを記入。実は応募の際に優遇区分というものがあり、「優」〜「普通」と該当するものがあれば当選の確率が上がるものがあるんです。例えば過去10回以上入居申し込みをして残念ながら10回以上落選すると「優」となり当選率が「普通」の10倍に優遇されるようです。(10回応募して10回落選すごいですが…都内とかの人気物件だとありえるのかな。。。)

ですが、何もない私は「普通」。「優遇はありません」という状態。それまで優遇区分を知らず、今まで当たる気満々だった自信が急になくなりました。優遇区分の一つに20倍に優遇される「妊娠している方」というのがあるのですが、確かに妊婦さんが多かったな…という印象。皆さん優遇区分をご存知で来られているんですね。。。

 

必要項目と希望物件を記入後、職員の方に応募用紙をチェックしていただいてから正式に応募になるのですが、「親族の方は住んでいらっしゃらない?こちらに住むのははじめて?」とかいろいろ確認くださいます。が、私は何にも該当項目がなく、せっかく聞いてくださっているのに申し訳なくなりました。

でもせっかくここまで来たのだからとダメ元で応募させていただきます。集会所で行くと応募の列があり、最後にもう一度職員さんに確認していただき、数字の書かれた券をいただき応募完了。当選発表は約1週間後くらいに発表されるということでした。

団地の内覧

その時に応募したいと思っていた新築物件の応募は、現地案内所で実際に内覧した後の応募が必要でした。

外見だけで一目惚れした例の物件の内覧にワクワクしながら向かいました。現地に向かうとすごい人数が…!

正直、こんなに人がいるとは思わなかった私。内覧に向かう時点でも、応募したら入居できるだろう、くらい甘く考えていました。到着してみたらちょっと無理かも…と少し不安になってきました。

 

案内所の入り口でその物件の全てのお部屋の間取りなどが掲載されたパンフレットと応募の用紙が挟まれたクリップボードを渡されます。

今回の物件では、というか建て替えたところがほとんどそうなのだと思いますが、まずは以前住まれていた方が戻り、余った分のお部屋が一般抽選という流れのようです。

今回も戻り入居は済んでいるようで、それ以外の追加募集のお部屋の一通りの間取りx内装のお部屋を内覧することができました。

お部屋の間取りは1K〜3LDKといろんなタイプのお部屋があり、階数により若干お家賃に差があります。また内装のカラーバリエーションも重厚感のあるコントラスト、自然なウッド調のウォーム、ホワイト調に仕上げられたナチュラルの3タイプがありました。

 

団地というと、ご家族での入居ばかりと思っていましたが、最近は私のようなお一人様でも入居できるようなコンパクトなお部屋もあるんですね。確かに以前家族で住まれていたけどお子さんが独立された後に戻り入居される方もいらっしゃるだろうし。

 

はじめての団地のお部屋。内覧に来られている方はたくさんいらっしゃったのですが、部屋数もたくさんあったので、ゆっくり見せていただくことができました。

新築だけあり、どこもピッカピカ。内装もお洒落で、キッチンやお風呂の設備も最新の設備。窓も大きく、そこからの景色もゆったりした生活を想像させてくれました。それまで住んでいたマンションは窓の外がすぐお隣のお家だったので、その開放感にはとても惹かれました。そしてベランダも広いのですが、床がコンクリートではなく木目調?の床になっていて、引っ越したらベランダに椅子を出してビールとか飲みたい!と盛り上がる私。またお風呂に窓があるのがポイントが高かったです。ゆったり入れるバスタブに窓もあるなんて理想的です。もちろん浴室乾燥機付きなのでカビの心配なんて全くないですね。脱衣所に洗濯機のスペースと洗面台があり、ゆったりしたスペースです。

 

私が希望していたのは予算的に1Kのお部屋だったので、見学の方はそんなに多くないようでした。それよりもやっぱり2LDKとか3LDKを見られているファミリーが多かったので、これは抽選でもいけるんじゃない??と内心ホッとしたり。。。

団地の印象

これまで身近に団地という存在がなかった私。知り合いが住んでいるということもなく、私が団地に持つイメージは郊外の巨大な住宅群という大雑把なイメージでしかありませんでした。しかも高度成長期にできた「マンモス団地」といわれるような、なんとも時代遅れのイメージしか正直ありませんでした…。

 

そんなイメージしかなかった私が新築の団地を見に行った第一印象は、普通に新しくて綺麗なマンションという事。いや、それ以上だったかもしれません。とにかく外観だけでも私の持つ「団地」のイメージを、ひっくり返してくれました。

 

団地の周りも緑が多く道路が広く、敷地内に公園なんかもあったりと広々した印象で、当時住んでいた都内のマンションとまるで違うとても良い環境でした。

新築物件の周りには、昔ながらの団地が並んでいて、これからそこも建て替えが始まるようでした。昔ながらの団地はおそらく築50年くらいと思われる、まさに私が持つイメージの「団地」で。でもそこを見たから余計に新築物件で団地の進化を感じられたのだと思います。

 

まだ外観しか見ていないのに「ここに住みたい!いや、住む!」と、もう他の普通の賃貸物件を探すこともやめる勢いに同行者も苦笑い。

そもそも団地は入居に審査が必要で、さらに新築物件は抽選になることを、団地初心者の私は甘く見ていました。

 

ともあれ、それまで持っていた団地のイメージが払拭され、それからは団地一本(というか、見に行った新築物件1本)に絞って新居を探すことにしました。

 

団地を知ったきっかけ

私の住む団地に新しい棟が建ち、先日追加募集の受付かありました。

引っ越したばかりなので引っ越すつもりはありませんでしたが、どんなお部屋なのか興味があり内覧にお邪魔してきました。(今住んでいるお部屋よりだいぶよかったら引っ越しも考えてみようかな…とちょっとだけ思いながら。)

私がこの団地に引っ越したのも、昨年伺った新築の団地の内覧がきっかけでした。

ちょうど去年の今ぐらいの時期から引っ越しを考えはじめ、都内中心に物件探しをしていました。

一人暮らしとはいえ、やはり寝食は分けたいから1DK〜2Kがよかった。そしてやっぱり2F以上。2口コンロも欲しいし独立洗面台も。バストイレは別がいいし、アパートよりはマンションがいい。そして何より日当たりが重要と、譲れない条件がたくさんありました。

でも都内でそんな条件を叶えようと思うと私の予算では全然足りません。

それでもなんとか条件に合いそうなお部屋を探し、何軒か内覧させてもらいましたが、どこもしっくりこず。

そんな事を繰り返して3ヶ月くらい経った頃、一緒に探してくれていた人が近々新築の団地の募集があるようだと教えてくれました。

ただ、それまでの人生で「団地に住む」という選択肢を考えたことがなく、私の中で団地というのがなんとなくあまり良くないイメージもあり、しかも都内から離れるので躊躇していましたが、とりあえずどんな住環境なのか見に行こうと内覧の前に一度行ってみることになりました。

引っ越して半年

団地に引っ越して半年。

私が住むのは築5年のまだ新しい1DKの団地です。

 

団地に住むと決まるまで、都内の日当たりの悪い1Kに住んでいました。

都心に出るには便利だし、通勤時間も今の半分。

それでもやっぱり、この団地に引っ越してよかったなーと思う毎日です。

 

朝のリビングの窓に差す日差しだったり、ゆっくり入れるバスタブだったり、そんな事にちょっとした幸せを感じます。